観光筏下り始まる、飛び地の村・北山村/和歌山
2026年5月3日 17時15分
社会 交通 イベント

唯一の飛び地の村、北山村の夏の観光を代表する「観光筏下り」がきょう(3日)から始まりました。

開航式典で安全を祈願(3日・北山村音乗)

初日のきょうは、第1便の就航を前に、午前10時すぎから、出発地の音乗(おとのり)乗船場で開航式が行われ、期間中の安全を祈願しました。泉清久(いずみ・きよひさ)村長は「美しい北山川の大自然や筏師(いかだし)の技を楽しんでいただきたい」と述べ、そのあとのテープカットで、75人を乗せた筏下りの初便が出航しました。

観光筏下りのようす(3日・北山川)

この日の北山村は、晴れ間はあるものの曇り空で、気温も水温もやや低めのコンディションでしたが、乗客らは、筏下りを楽しみ、激流に入るごとに大きな歓声を上げていました。

神奈川県川崎市から来た親子は「急に下ったり、高低差が楽しかった」「筏師の操船技術がすごかった」「水が冷たく寒かったけど楽しかった」などと話していました。

観光筏下りは、熊野川支流の北山川のおよそ5・5キロを1時間10分ほどかけて下るもので、全身に水しぶきを浴びる急流もあれば、緩やかな流れに乗って新緑の渓谷美を楽しむ時間もあります。

昨シーズンは、乗船客が初めて1万人を超え、過去最多となったほか、累計の乗船客数が25万人を突破しました。

運航は9月末までで、今月(5月)と来月(6月)は土曜・日曜・祝日のみ、7月からは木曜を除く毎日、いずれも1日2便で、乗船は完全予約制となっています。