「下村観山展」和歌山県立近代美術館、5月30日~7月30日
2026年5月12日 17時34分
歴史・文化 教育 イベント

和歌山市出身の日本画家、下村観山(しもむら・かんざん)の画業を辿る大規模な回顧展が、今月(5月)30日から7月20日まで、和歌山市の県立近代美術館で開かれます。生誕地である和歌山、そして西日本で観山の回顧展が開催されるのは、45年ぶりです。

下村観山は、江戸時代に紀州徳川家に仕えた能楽師の家系に生まれ、明治期には、東京美術学校の第一期生として学び、のちに、校長の岡倉天心(おかくら・てんしん)らとともに日本美術院の創立に加わった、近代日本画の先駆者の一人です。

今回の展覧会は「下村観山展 ―生涯、芸術、社会―」と題され、二部構成でその足跡に迫ります。

イギリス留学を経て培われた、日本の伝統技法と西洋絵画の表現を融合させた革新的な作品のほか、渋沢栄一(しぶさわ・えいいち)ら政財界人との交流といった、社会的な側面にも光を当てた展示内容となっています。

「下村観山展」は、和歌山県立近代美術館で5月30日から7月20日まで開催されます。

開館時間は午前9時半から午後5時までで、観覧料は一般1500円、月曜日が休館日となっています。