和歌山県内でSNS投資詐欺など特殊詐欺相次ぐ
2026年5月12日 17時43分
事件・事故

和歌山市内に住む60代の男性が、SNSでの友達申請メッセージをきっかけに、投資名目で、現金4150万円を騙し取られたほか、田辺市に住む40代の女性は、SNSの株式投資情報にアクセスし、940万円相当の暗号資産を騙し取られました。和歌山東警察署や田辺警察署が詐欺事件として捜査するとともに、注意を呼びかけています。

今年(2026年)1月頃、男性のSNSに女性を名乗るアカウントから「友達になろう」というメッセージが届きました。男性は、相手と連絡を取るうち恋愛感情を抱くようになり、「金の投資でかなり儲かっている。一緒に儲けませんか」という誘いに応じて投資を決め、先月(4月)下旬までに、投資サポート会社を名乗る人物の指示に従い、指定の口座へ9回にわたり、あわせておよそ630万円を振り込んだほか、自宅や大阪市内のビルを訪れた人物に、あわせて6回にわたり、3520万円を直接手渡しました。その後、サポート会社から「相手の女性が捕まった。犯罪に関わっている疑いを晴らしたければ500万円を支払え」などと、現金を要求されたことから、詐欺に遭ったことに気づき、警察に届け出ました。

一方、田辺市の女性は、今年1月、スマホで動画を閲覧中、「日本株屋の立ち話」というアカウントに興味を持ち、アクセスしました。そこで、投資学習グループを紹介され、加わると、「元本は保証する」、「投入金額が多いほど利益率が大きくなる」などと仮想通貨への投資に誘われました。女性は、元本が減らないならと、仮想通貨への投資をはじめ、指示に従って暗号資産を購入、送金しました。すると、サイト上ですぐに増額したことで投資が成功していると思い込み、その後のサービス料などの要求にも応じてきましたが、先月中旬、相手との連絡が途絶えたことで、不審に思い、投資詐欺と気がつき、警察に届けました。

このほか、今月(5月)に入って、和歌山市の80代の女性が、携帯電話に届いた「10億円が当選しました」などのメールをきっかけに、受取手数料名目で、電子マネー97万円相当を騙し取られる特殊詐欺事件もありました。

警察は、知らない番号からの電話やSNSでの投資勧誘、不審なメールなどを受けた場合には、詐欺を疑い、相手の指示に従う前に、確認するよう注意を呼びかけています。