和歌山市の特産品「新しょうが」出荷が本格化/和歌山
2026年5月28日 17時00分
経済 社会

和歌山市の特産品で、市町村別の生産量で全国第2位の生産量を誇る「新しょうが」の出荷が始まり、生産農家では収穫作業に追われています。

高温になるハウス内で収穫に汗を流す井口さん

和歌山市の湊(みなと)地区など砂地で栽培される新ショウガは、色が白くみずみずしいことや、繊維が少なくて柔らかいのが特徴です。5代目の生産者という井梅農園の井口智晴(いぐち・ともはる)さんのハウスでは去年末に植え付けたあと、地中に温水パイプを通すなどして大切に育ててきた新ショウガの茎が大人の背丈ほど伸びていて、傷つけないよう丁寧に引き抜き、泥を落として出荷する作業に追われています。

新しょうがの茎と泥を落とす作業が続く(和歌山市湊)

JAわかやまによりますと、今年は初期の生育にばらつきは見られたものの、その後の気温上昇とともに回復し、品質・収量ともに良好だということです。井口さんは「甘酢漬けだけでなく、千切りにしてかき揚げや野菜炒め、それに炊き込みご飯など、普段の料理にどんどん使って味わってほしい」と話しています。JAわかやまによりますと、ハウスものの出荷は今月下旬から始まっていて、6月下旬から7月中旬にかけて出荷のピークを迎え、10月上旬ごろまで続くということです。

美しい白肌にほんのりピンク色になった軸の赤みが特徴。主に京阪神や東京に出荷される