印南町の60代男性、特殊詐欺で1200万円被害/和歌山
2026年6月9日 17時10分
事件・事故

印南町内に住む60代の男性が、警視庁を名乗る男などからの電話を信じ、現金1200万円を騙し取られました。御坊警察署が、特殊詐欺事件として捜査しています。

先月(5月)中旬、印南町の男性の固定電話に、東京の郵便局員を名乗る男から電話があり、「あなた宛ての高級な服や通帳が入った荷物が届いている。詐欺かもしれないので警視庁につなぐ」と言われ、そのまま警視庁の工藤を名乗る男に代わり、東京に来て、捜査に応じるよう言われます。

男性が、「東京まで行けない」と言うと、「電話で調書を取る」と言われ、名前や住所、電話番号、それに、銀行口座や残高を伝えました。すると、「利用している金融機関に怪しい人物がいる」などと言われ、捕まえるため、口座から現金を引き出し、いったん、警察に預けるよう言われます。

男性が、協力する旨を伝えると、やり取りがSNSに変わり、工藤のほか、上司のタナカ、検事の木村とも話し、指示されるまま、5月中に3回、現金を自宅の敷地に置きました。現金はその都度回収されたということです。その後、工藤と連絡が取れなくなったことから、男性は詐欺被害に気がつき、警察に届けました。

警察では、警察官がお金を振り込ませたり、お金を回収することは絶対にないとして、このような話に接した時は、詐欺を疑い、相手の指示に従う前に確認するよう注意を呼びかけています。