6月定例和歌山県議会が、きょう(6月9日)開会し、県内の中小企業支援や、県立高校のICT環境整備、和歌山電鐵貴志川線の上下分離方式導入に伴う負担金など、一般会計の総額で30億4900万円を増額する6月補正予算案などが提案されました。

補正予算の財源は、ほとんどが国庫支出金で、基金からの繰り入れや県債発行で対応しています。
補正予算案の主な内訳は、県内の中小企業を対象に、持続的な賃上げ実現のため、省力化や業務効率化に役立つ設備投資などに支援する費用として10億円、県立高校のICT環境整備事業の一環として、生徒に1人1台貸し出される情報端末の更新費用として16億7186万円、国の電気・ガス料金負担軽減支援の対象とならない、LPガスや特別高圧電力を使用する医療機関や中小企業に対する費用補助事業に3億6000万円、和歌山電鐵貴志川線の上下分離方式導入に伴い、活性化再生協議会が行う調査事業への負担金として273万円がそれぞれ計上されています。
このほか、2016年に和歌山市内の県立高校で部活動の練習中に発生した事故の和解に向けた解決金として250万円、ことし3月の大雨で発生した崖崩れの緊急対策工事費用に1200万円が計上されています。
条例案件では、知事の附属機関として和歌山県図柄ナンバープレート審議会を設置するための条例の一部改正案や、来年(2027年)4月1日から県民文化会館小ホールの利用料金を1割値上げするための条例の一部改正案なども提案されました。
6月定例県議会は、きょうから今月(6月)26日までの18日間の会期で開かれます。あす(10日)も本会議が開かれるほか、17日から19日までと22日の4日間に一般質問が行われます。
23日からは常任委員会、25日と26日に再び本会議が開かれます。
和歌山放送では、あすと、一般質問、それに最終日26日のいずれも午後9時半から、県議会のもようを録音ダイジェストでお伝えします。