「過疎地域持続的発展支援交付金」に県内から2つのプロジェクトが採択
2026年6月12日 16時18分
経済 災害・防災 社会

総務省の「過疎地域持続的発展支援交付金」に、県内から紀美野町とすさみ町の2つのプロジェクトが採択されました。

この交付金は、過疎地域が抱える課題の解決や地域の活性化を目的に、ICTの活用や産業振興、人材育成などの取り組みを支援するもので、今回、和歌山県から2件が選ばれました。

このうち紀美野町の「高野西街道・美里エリア集落ネットワーク圏持続化事業」には、およそ3000万円の交付が決定しました。

空き家を活用した創業支援型テストキッチンの整備や特産品開発、地域ブランド化の推進に加え、ドローンを活用した農業支援や防災体制の強化などに取り組みます。

さらに、地域との関わりを持つ関係人口の創出や、高齢者の健康づくり事業も進める予定です。

一方、すさみ町では「フェーズフリーでのドローン物流×ボランティア共助システム事業」が採択され、1600万円の交付が決まりました。

平常時の地域活動と災害時の支援活動を一体的に運用する仕組みを構築するもので、AIを活用したボランティアの一斉調整システムや物流ドローンの導入を進めます。

また、住民向けのスマートフォン教室や防災ICT訓練も実施し、平時から有事まで活用できる体制づくりを目指します。