古民家を再生したホテルが新たに完成/和歌山・広川町
2026年6月30日 18時33分
経済
歴史・文化
広川町で長らく空き家となっていた古民家が新たにホテルとして再生し、きょう(30日)、関係者が出席して開業式典が行われました。

新たにオープンするのは、広川町の「稲むらの火の館」近くにある「旧久徳家(くどくけ)住宅」を改装した「ホテルいさり別館」です。
県文化財課の調査では、この建物は江戸末期ごろに建てられた邸宅で、町の空き家対策事業として、古民家の再生を手掛ける株式会社つぎとがホテルとして再生させました。
きょう(30日)午前10時から行われた式典で、株式会社つぎと代表取締役の内田一平(うちだ・いっぺい)さんは「観光の新たな拠点として、中長期の滞在利用も視野に、町の経済発展や魅力再発見に繋がれば」と挨拶しました。

また広川町の樫原淳奈(かしはら・じゅんな)町長は「町の活性化拠点のひとつとして、国内や海外にも広く情報発信し、町への集客を増やしていきたい」と期待を寄せました。
ホテルは、母屋と2つの蔵からなる全5室で、古民家の雰囲気を残しながらペットと泊まれるドッグラン付きの客室や、長期滞在向けのキッチン付き客室など、多様なニーズに対応しています。

内田さんによりますと、去年(2025年)9月に開業し、「旧戸田家(とだけ)住宅」をリノベーションした「ホテルいさり・レストラン潮香(しおか)」には、これまで2600人が利用しているということで、「本館でチェックインを済ませ、古い町並みを散策しながら別館へと向かい町の魅力を体感してほしい」と多くの利用を呼びかけています。
「ホテルいさり別館」は、来月(7月)開業することにしています。