和歌山大空襲から奇跡の復興、和歌山城再建 市民文化会館
2026年7月10日 17時23分
社会
防災落語などで知られるアマチュア落語家のゴスペル亭パウロ、こと小笠原浩一(おがさわら・こういち)さん64歳が初めて「平和落語」に挑戦し、きのう(7/9)、「和歌山大空襲から奇跡の復興、和歌山城再建」と題して復興の歩みを振り返りました。

平和落語は、空襲の中で、重度のやけどを負った主人公の、定吉(さだきち)くんが、開業医のおばさんに引き取られた経緯や、焼け野原から和歌山城が再建されるまでの市民の思いが描かれます。

80年経った今も世界で紛争が続く中、パウロさんは、「戦争が人の人生を変えてしまった」と、かつて和歌山の商店街で見かけた負傷兵の姿を振り返り、平和への願いを込めて高座に上がりました。
73歳の女性は、「臨場感持って心にしみるお話でした。汀丁で無傷だけど亡くなったのは、酸素が必要だったから。平和のことを考えるのはいい機会で、皆が知る機会を増やしてほしい」と話しました。

パウロさんは、「幼なじみのおじさんが、焼夷弾でやけどをしたということで、九死に一生を経て、なんとか生きながらえた」と話しました。
平和落語の公演は、8月15日にも午後1時から和歌山市立博物館2階の講義室で開かれます。