【高校野球】智辯和歌山5年ぶり4回目の全国制覇/和歌山
2026年8月22日 17時40分
スポーツ


第108回全国高校野球選手権大会は、きょう(22日)兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝戦が行われ、智辯和歌山が群馬の高崎健康福祉大高崎に4対3で競り勝って、夏の甲子園で5年ぶり4回目の優勝を飾りました。

智辯和歌山は2回、ツーベースのランナーを2塁において、8番の山下(やました)のタイムリースリスリーベースで先制点を奪いました。さらに2アウト3塁から、トップバッターの長友(ながとも)がライトオーバーのタイムリーツーベースで追加点を奪い、2対0として序盤から試合を有利に進めます。

智辯和歌山、先発投手の長井(ながい)は、打たせて取るピッチングで健大高崎をおさえていましたが、5回、ランナーを2塁において9番狩野(かのう)に1塁のライン際を抜けるツーベースを打たれ、1点を返されました。

このあと両チームとも6回からはリリーフピッチャーを投入しました。智辯和歌山は、準決勝で好投したエース和気(わき)を起用しましたが、8回、健大高崎はヒットのランナーを2塁において2番石田雄星(いしだ・ゆうせい)のライトポール際へのツーランホームランで逆転され、3対2となりました。

劣勢に立たされた智辯和歌山は、その裏、デッドボールとヒットのランナーを送りバントで進め、2・3塁にした後、7番川原がスクイズを決め、3対3の同点に追いつくと、さらにランナー1・3塁からピッチャーのワイルドピッチで3塁ランナーがホームインし、4対3と勝ち越しに成功しました。

そして試合は、9回、智辯和歌山のピッチャーの久葉(くば)がランナーを出すものの最後のバッターから三振を奪いゲームセット。智辯和歌山が5年ぶり4回目の全国制覇を果たしました。

智辯和歌山の中谷仁監督は「8回のスクイズは相手があまりマークしていない気がして、勝負をかけた。追い付けば勝機があると思った。基礎の練習が生きた。敦賀気比との3回戦でタイブレークを制してチームに勢いがついた」と話しています。