りんこう(紀州鉄道)譲渡白紙・宮﨑知事「非常に残念」/和歌山
2026年10月13日 17時26分
政治 経済 交通

利用者数の減少による慢性的な赤字が続き、事業譲渡交渉も決裂して存続の危機がさらに高まっている、御坊市のミニ鉄道・紀州鉄道について、和歌山県の宮﨑泉()知事は「非常に残念だ。紀州鉄道や御坊市の今後の対応をみて検討したい」と述べました。

譲渡交渉の決裂で廃線の危機が高まる紀州鉄道(10月10日・御坊市薗・西御坊駅)

紀州鉄道は、利用者数の減少傾向に歯止めがかからず、年間で5千万円を超える慢性的な赤字が続き、会社はことし(2026年)中の廃止も視野に入れる一方で、6月には事業譲渡する方針も示し、大阪の大手企業などと交渉してきましたが、10月9日、御坊市の三浦源吾()(みうら・げんご)市長が、記者会見で譲渡交渉が合意に至らず白紙に戻ったことを発表しました。

定例記者会見での宮﨑泉知事(10月13日・和歌山県庁)

これを受け、けさ(10月13日)の定例記者会見で記者の質問に答えた宮﨑知事は「大変残念だ。紀州鉄道と御坊市の今後の対応をみながら検討したい」と述べ様子を見守る考えを示しました。

県も、御坊市や紀州鉄道、学術機関などで構成する紀州鉄道存廃問題の協議会に加わっています。