第10回「ビッグホエール杯全国選抜少年剣道錬成大会」
2025年9月28日 17時25分
スポーツ
全国の小学生剣士たちが日頃の鍛錬の成果を競う、ビッグホエール杯・全国選抜少年剣道錬成大会が、きのう(9月27日)ときょう(28日)の2日間、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグホエールで開かれました。
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この大会は、剣道に励む小学生の上達と交流を図ろうと、公益財団法人・和歌山県スポーツ振興財団が主催して開いているもので、今回で10回目を迎えました。
初日のきのうは、参加者が合同で稽古や練習試合を行う「錬成会」が行われ、小学5・6年の高学年の児童は和歌山ビッグホエールで、小学4年以下の低学年の児童はとなりの和歌山ビッグウェーブで、朝から夕方まで稽古や練習試合のリーグ戦を行い、本番の試合に備えました。

そして、きょうは、ビッグホエールのアリーナで低学年・高学年の部に分かれて試合が行われ、指導者や保護者が見守り声援をおくるなか、胴着姿の小学生剣士たちは、雄叫びを上げながら対戦相手に竹刀を打ち込んでいました。
結果は、低学年の部で和歌山県の「和歌山武道館剣道錬成クラブA」が、高学年の部で広島県の「東広島剣道クラブ」がそれぞれ優勝しました。
県・スポーツ振興財団の川口博之(かわぐち・ひろゆき)事務局次長は「10年前・2015年の『紀の国わかやま国体』がきっかけとなって生まれたこの大会も、10回目の節目を迎えられました。剣道をはじめとする武道が盛んな和歌山県で、全国の少年少女剣士たちの交流や友情がますます深まることを、これからも願っています」と話しています。