昆布のくらこん・コスモパーク加太に新工場で進出協定
2025年10月21日 19時17分
政治
経済
”塩こん部長の塩こんぶ“で親しまれている、大阪府枚方市(ひらかたし)の昆布加工業・株式会社くらこんが、和歌山市のコスモパーク加太(かだ)に新しい工場を建設することになり、きょう(10月21日)和歌山県と和歌山市の3者で進出協定を調印しました。コスモパーク加太に食品関連の工場が進出するのは初めてです。
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くらこんは、再来年(2027年)4月、コスモパーク加太に塩こんぶの加工工場を稼働する予定で、敷地面積がおよそ1万3700平方メートル、投資額はおよそ15億円で、今後、地元雇用12人をふくむ正社員14人を新たに採用する予定です。

きょう午後、和歌山県庁の知事室に、くらこんの伝宝啓史(でんぽう・けいじ)社長と和歌山市の尾花正啓市長が訪れ、それぞれ進出協定書に調印しました。
調印後、宮﨑知事と尾花市長はそれぞれ歓迎の気持ちを表明しました。

くらこんの伝宝社長は「創業104年を迎え、主力の塩こんぶやとろろこんぶをはじめ、煮豆やベジタリアン向けの食品の製造販売にも力を入れ、海外販売も手掛けている。微力ながら、自然豊かな和歌山の経済発展と雇用創出に寄与できたら」と意気込みを語りました。