白浜町の白良浜できのう（１日）、全国からデザインを募ったＴシャツおよそ６５０枚をロープに架けて展示する「Ｔシャツアート展」が始まりました。Ｔシャツは地元の福祉施設と企業が、製造・印刷を手がけており、青い海を背景に、秋風にひらひらと揺れる光景が広がっています。

全長およそ６２０メートルの白良浜の３分の１ほどを使って展示され、砂浜には、車いすやベビーカーでも通れるビーチマットが設置されています。初日のきのうは、障害者団体によるファッションショーやコンサートも開かれました。

小川麻美(おがわ・まみ)実行委員長は「デザインを応募してくれた７割が障害者の方々だった。アート展の運営は、障害者の就労にもつながっているので、開催期間を長くするなどして、今後も継続したい」と話しました。「Ｔシャツアート展」は、あさって（４日）までです。